Windows Server 2016 でSSHを使用する方法として、OpenSSHの導入があります。
この記事ではWindows Server2016にOpenSSHを導入する手順を紹介します。
なお、Windows Server 2019からはOpenSSHを公式サポートしており、簡単に導入できるようになっているようです。そちらはまた別の機会にご紹介します。
【WindowsでSFTP導入(OpenSSHの導入)】
OpenSSHのダウンロード
・以下のページからOpenSSHをダウンロードする。
導入したいバージョンの「OpenSSH-Win32.zip」もしくは「OpenSSH-Win64.zip」をダウンロードしてください。
(お使いの環境に応じて32ビット版か64ビット版を選択してください。)
・ダウンロードしたファイルを解凍したフォルダ(OpenSSH-Win64とか)を、C:¥Program Filesに格納する。
※格納先は上記以外でも構いません
OpenSSHのインストール
PowerShellを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行する
cd “C:¥Program Files¥OpenSSH-Win64”
install-sshd.ps1
「successfully installed」のメッセージが表示されたこと。
OpenSSHの自動起動設定
サービスを開き、下記サービスの起動設定を自動に変えて、OS起動時に自動的に起動するようにする。
- OpenSSH SSH Servere
- OpenSSH Authentication Agent
sshd_configの設定
今回は以下の要件で設定してみます。
- chrootの設定をして、ルートディレクトリに指定した階層より上は見せない。
- sftpは許可するが、sshでサーバにログインは許可しない。
(詳細は更新中です)
環境変数のPath設定
サーバ上でsshやscpコマンドを実行する際に、Pathが通っていないとフルパスで実行する必要があり面倒なので、Path設定をしておいたほうが楽ちんです。
・画面左下のスタートボタンを右クリック→システム→システムの詳細設定
・詳細設定タブの「環境変数」ボタンをクリックする。
・[Path]を選択して「編集」ボタンをクリックする。
・「新規」ボタンをクリックし、OpneSSHの格納パスを追記してOKを押す。
C:¥Program Files¥OpenSSH-Win64
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