ダンプデバイスの設定(AIX)

【ダンプデバイスとは】
システムダンプはAIXのカーネルに障害が発生した時にメモリーイメージを書き込むための領域のことで、障害解析に使用する。
 
ミラーリングによる書き込みはされないので、設定をしても意味がない。ダンプデバイスを2重化するときは、1次デバイスと2次デバイスに違う物理ボリューム(hdisk0とhdisk1など)を設定するようにするとよい。
 

【システムダンプ領域のサイズ見積もり方法】
システムダンプ領域は物理メモリーと同じかそれよりも小さくとる。

物理メモリーの容量確認
# getconf REAL_MEMORY
1048576         ←単位はKB。

最大でも上記の結果の分だけつめば十分ということ。圧縮する設定ならばメモリーの半分くらいあればいい気がする。
 
ちゃんと調べるならば、ピーク時に使っているメモリーの容量を調べて、そこに安全値として10%程度上乗せした容量を設定する。

ちなみに以下のコマンドで現在のメモリー使用量からダンプサイズが計算できる。
# sysdumpdev -e
  

【システムダンプ領域の情報を表示】
# sysdumpdev -l 
 1次                              /dev/hd6
 2次                              /dev/sysdumpnull
 コピー・ディレクトリー   /var/adm/ras
 強制的なコピー・フラグ   TRUE
 常時・ダンプを許可        FALSE
 ダンプ圧縮                     ON
 ダンプのたタイプ           traditional
 
デフォルトでは1次ダンプデバイスは/dev/hd6、2次ダンプデバイスは/dev/sysdumpnullになっている。
 

【システムダンプ領域の作成と設定】
・ダンプ領域を作成する
smitty mklv
論理ボリューム名  : (LV名)
論理区画の数    : (割り当てるPP数を指定)
論理ボリュームタイプ: sysdump
 
・2次ダンプデバイスに設定する
# sysdumpdev -Ps /dev/(LV名)
 
 -Pp →  1次ダンプデバイスに設定
 -Ps →   2次ダンプデバイスに設定
 

【システムダンプ領域の拡張】
dump2を2PPs拡張する場合
# lslv dump2
# extendlv dump2 2
# lslv dump2
 

【システムダンプ領域の縮小】
(縮小する場合は1回LVを削除して作り直すしかない?)
 
ダンプデバイスの設定確認
# sysdumpdev -l
 
一旦2次ダンプデバイスをsysdumpnullに変更する
# sysdumpdev -Ps /dev/sysdumpnull
 
LVを削除する
# smitty rmlv 
 
LVを作成する
# smitty mklv
 
ボリュームグループ名にrootvgを選択
論理ボリューム名   :(LV名)
論理区画の数     :(割り当てるPP数)
論理ボリュームタイプ :sysdump
 
lslv (LV名)
 
作成したlvをダンプデバイスに設定する
# sysdumpdev -Ps /dev/(LV名)

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